慧光童子と文殊菩薩、九頭龍の梵字の痣を持つ真言密教僧殊慧。徳を積むべく無料で退魔を行っておる。退魔希望者は非公開コメントにてアドレスと名前を書くべし。


by shino11yoshi
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■真言密教での金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の意味■九は密教で聖数であり9月9日は重陽【授】四乃四四

 密教では『九』は最も潔い聖数であり、陽数で最大の数で9月9日は真言密教で重陽と尊ぶ。
 『九』は九つの和は五如来(大日如来・阿如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来)四菩薩(普賢菩薩・文殊菩薩・観音菩薩・弥勒菩薩)であり、三密(身密・語密・意密)、三宝(佛=慈悲・法=倹(無駄、贅沢を省く)・僧=能(物事を成し遂げる力))、三昧耶(阿字=佛心・月輪=悟り・仏形=一体)の倍数であり、各曼荼羅の会(院)分けでもある。



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 金剛界曼荼羅の正式名称は金剛界九会(くえ)曼荼羅であり、金剛頂経(こんごうちょうぎょう)の一切如来真実摂大乗現證三昧大経王経に説かれる曼荼羅である。
 金剛界曼荼羅では「会」(え)という語が使われ、成身会(じょうじんえ)、三昧耶会(さまやえ)、微細会(みさいえ)、供養会、四印会、一印会、理趣会、降三世会(ごうざんぜえ)、降三世三昧耶会の九会(くえ)に分けられている。
 金剛界曼荼羅は『智』の曼荼羅と言われるように大日如来の智慧の働き、其に基づく悟りの世界を図像化したものである。
 中心になる成身会の中尊は金剛界大日如来(左手の人差し指を右手の拳で包み込む「智拳印」をむすぶ)である。大日如来の東・南・西・北には阿閦(あしゅく)・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来の4如来が位置する(大日・阿閦・宝生・阿弥陀・不空成就を合わせて金剛界五仏あるいは五智如来という)。
 金剛界曼荼羅は9つの方形の小曼荼羅から成立しておるため九会曼荼羅とも呼ばれる。
 この配列から解るように九字(普賢三昧耶・大金剛輪・外獅子・内獅子・外縛・内縛・智拳・日輪・穏形)の元である。





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 胎蔵界曼荼羅の正式名称は大悲胎蔵生(だいひたいぞうしょう)曼荼羅であり、赤い八葉蓮華の中心に大日如来を描き、その四方に宝幢(ほうとう)如来(東)開敷華王(かいふけおう)如来(南)、阿弥陀如来(西)、天鼓雷音(てんくらいおん)如来(北)の四仏と、その四隅に普賢菩薩(東南)、文殊菩薩(西南)、観音菩薩(西北)、弥勒菩薩(東北)の四菩薩を八葉蓮弁上を配する。
 曼荼羅は全部で12の「院」に分かれ、その中心に位置するのが「中台八葉院」であり、8枚の花弁をもつ蓮の花の中央に胎蔵界大日如来(腹前で両手を組む「法界定印」を結ぶ)が位置する。
 胎蔵界曼荼羅は『大慈悲』の曼荼羅と言われるように仏を表わす右掌(同じく五指は五大を表わす)を重ねる事によって、仏と衆生が一体である事を象徴する印相である。
 宝幢如来の与願(よがん)印は、衆生の願いをかなえようとする誓願を表し、
 開敷華王如来の施無畏(せむい)印は、何ものも畏れる事のないよう衆生を守護する仏の威力を示している。
 阿弥陀如来の定印は、心に安らぎを与える禅定の印である。
 天鼓雷音如来の触地(そくち)印は降魔(ごうま)印とも呼ばれ、釈尊があらゆる魔障に打ち克って悟りを開かれた時の成道の姿である。
 胎蔵界曼荼羅の形を見れば星型をし七曜(水星・金星・火星・木星・土星)になりセーマン(星形の印)の元になったことが解る。

 

 仏教の『九雲夢』は密教の聖数9から生まれたものである。





by 殊慧
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by shino11yoshi | 2009-09-05 18:00 | ▼怨霊写真満載で且つ密教講座